地域資源の活用による地域活性化活動支援事業

 身近な公共空間である「道」を舞台に、地域資源(景観、自然、歴史、文化、考古、食・産物、祭り等)を
最大限活用し、住む人・訪れる人にとって魅力的な九州を実現することを目的に、「九州風景街道」の取り組みが管内15ルートで展開しています。
 これらの活動を進める多様な主体(地域住民、NPO、町内会・自治会等)の諸活動を支援しています。
 令和3年度は10団体の活動を支援しました。

令和3年度 街道遺産発見ウォーク事業「歩く唐津街道の旅」

旧唐津街道ジャーニーラン・ウォーク

事業の内容 事業の効果
  • 旧唐津街道往路ウォーク
    (北九州市門司区~芦屋~福岡市~唐津市)
  • 旧長崎街道ウォーク
    (北九州市小倉北区~黒崎・本屋瀬~赤間)
  • 唐津~門司間の標識設置(4箇所)
  • 当活動の参加者には80歳前後の方も多く、健康・学習・交流機会の増進に貢献しています。
  • この「歩き」による活動は、道路環境整備や沿道の地域資源の発掘・発見の啓発行動となることも期待され、参加者の拡大や継続性の確保に大きな効果をもたらしています。

日本風景街道「九州横断の道やまなみハイウェイ」

九州横断の道やまなみハイウェイ協議会

事業の内容 事業の効果
  • 湯布市や九重町の野焼き実施
  • 竹田市道路沿線の花植え活動
  • 英語版PR動画の製作
  • 油屋熊八絵葉書の作成
  • 野焼き・花植え・清掃活動に地域団体が連携交流しながら、地域資源となるやまなみハイウェイ沿線の景観を守っているとの共通の認識を持って取り組めています。

他地域連携による周遊ルート活用モデル事業

唐津街道むなかた推進協議会

事業の内容 事業の効果
①地域のイベントに合わせて周遊事業の実施
②唐津街道(赤間宿~芦屋宿)整備事業
③ホームページやイベントのチラシ等による広報活動

①では、他団体と連携して事業を実施し、唐津街道の周知及び観光客の市東部周遊につながりました。

②の事業では、街道の保全ができ、今後の周遊事業への活動が可能となっています。

③では、地域資源となる観光施設と連携して周知を行うことで、観光客等、唐津街道のことを知らない方にも興味を持っていただくことができました