公益事業
笑顔をつなぐ地域づくり
一般社団法人九州地域づくり協会(前身は社団法人九州建設弘済会以下、当協会という)は、昭和40年の設立以来55年にわたり、河川や道路を舞台に各地域の市民団体が行うボランティア活動に対する支援等、地域活性化支援や社会資本整備に係わる広報活動のための事業に幅広く取り組んで参りました。
その中にあって、社会資本整備に対する国民のニーズが多様化する状況を踏まえ、平成15年からは、若手研究者の育成等を兼ねた研究等助成事業、また平成17年度からは、当協会の創立40周年を記念して土木遺産発掘調査に取り組む等、多様なニーズに応じて事業内容を充実させ今日に至っています。
さらに近年では、特殊土壌などの地質条件や地理的条件等に加え、地球環境の変化等により頻発する九州地方の大災害に対し、防災活動への支援や被災地への支援等にも積極的に取り組んでいるところです。
平成25年4月一般社団法人へ移行するにあたり、内閣府に「公益目的支出計画」を移行認可申請書の一つとして提出し、公益目的財産額の確定を内閣総理大臣より通知を受け、「公益目的支出計画」が確定しました。 「公益目的支出計画」は、平成24年度までに実施してきた公益事業(収益を伴わない公益事業)を4つの継続事業として策定し、あらためて社会貢献を続けています。
本報告書には、令和元年度に実施した公益目的事業について掲載し、安心・安全な地域づくりや環境美化に活躍されている方々の活動をご紹介しております。
笑顔をつなぐ九州の地域づくりの参考となれば幸いです。
令和2年4月
